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ソース: TRI EMSOne編集
日時: 2008/04/22

大唐モバイルマーケティング部門の責任者は最近行われた2008年LTEサミットで、「現在までに、中国電気通信三大キャリアは1万4772ヶ所のTD-SCDMAベースステーションを設置し、その内チャイナモバイル「China Mobile」が8都市の建設を行い、設置数は1.4万ヶ所に達する。チャイナテレコム「China Telecom」は保定地区を担当し、240ヶ所を、チャイナネットコム「China Netcom」は青島を担当し、413ヶ所の設置を行った」と発表した。

大唐モバイルによると、「現在のところTD-SCDMA技術は既に3GPPのR5からR7バージョンにグレードアップし、MBMS携帯電話テレビへの対応についても既に工業情報部とチャイナモバイルが実験を行い、早い内に商業用ネットワークに適用される。TD-SCDMAの次世代の発展技術TD-LTEに関して、大唐モバイルは2010年の前後に主要な地域をカバーし、2012年には大規模商用運用に対応する」、と表明した。
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ソース: TRI EMSOne編集
日時: 2008/04/22


中国の2大携帯電話キャリアは21日、第1四半期のユーザーの新規増加状況を公表した。そのうち、チャイナモバイル(China Mobile=中国移動通信)は第1四半期に2,280万人増加、月当たりの新規加入者数は760万人で、2007年の月当たり平均増加数568万人に比べて33.9%の成長となり、ユーザー総数は3.9214億人に達した。

また、第1四半期の加入者一人当たりの平均的な月間売上高(ARPU=月平均販売高)は若干低くなり、昨年の第1四半期の91人民元(約1,300円)から 82人民元となった。毎分の平均売上高も0.191人民元から0.17人民元に下がった。しかし、付加価値サービスは高成長を続け、ショートメッセージの使用量も昨年同期比で31.9%の成長となった。

一方、チャイナユニコム(China Unicom=中国網通)は、第1四半期までのユーザー総数合計約1.67億人に達した。本四半期のユーザー数の新規増加状況は下図の通り。

図1) チャイナユニコムユーザー内訳 (2008年3月末時点)

業務類別 新規増加    ユーザー数 プリペイド方式 ユーザー数 後払い方式  ユーザー数 3月末までの ユーザー総数
GSM 366.1万人 194.0万人 172.1万人 12,420万人
CDMA 88.2万人 2.6万人 85.6万人 4,280万人
ソース: チャイナユニコム  EMSOne編集
日時:2008年04月22日:

22日の海外メディアの報道によると、ASUSTeKの沈振来CEOが近日明らかにした情報として、同社が10インチディスプレイ搭載の低価格ノートPC「Eee PC」の開発を行い、年末に発売する予定であるとした。

ASUSTeKは近日、全世界で8.9インチディスプレイ搭載のEee PC 900を発売した。最近台湾で開催された記者会見で、沈振来氏は「多くのユーザーからご意見を頂き、より大きなディスプレイとより使いやすい製品に期待を寄せている方が多いことを知り、そのために我々はEee PC 900を開発しました。また現在は、皆様がより大きなキーボードとより多くのソフトを必要とされていることに対して、我々も研究を進めています」と発表した。

沈振来氏は、ASUSTeKが10インチディスプレイ搭載のEee PCを開発中で、本年度末に発売計画である事を示した。PCディスプレイサイズに関し、沈振来氏は「10インチディスプレイ搭載のEee PCを発売した後に、サイズを更に大きくする可能性はありません。ディスプレイサイズが12インチ以上では、Eee PCではなく伝統的なノートPCであり、携帯に優れているとは言えません」と語った。

同様に、台湾のグラフィックカード大手MSIが近日、台湾で8.9インチと10インチのWind PCを発売したが、ディスプレイ規格が10インチの機種をラインナップしていることには注目が必要だ。現在は8.9インチのディスプレイが事実上の標準となっているが、10インチディスプレイが次の規格標準となる見込みがある。各社が採用に踏み切れば、液晶パネルの仕入れコスト削減も可能になるだろう。 

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ソース: TRI  EMSOne編集
日時: 2008/04/21

マザーボード最大手のASUSTeKが、2007年第4四半期に低価格ノートPC【Eee PC】発売以来好評を博しており、HP、エイサー、デルなどのトップメーカーも同分野に進出した。
ASUSTeKは21日、ディスプレーサイズ8.9インチの【Eee PC】を先ず台湾で発売する。加えて同社は【Eee PC】で新たなPC領域を創り出した機会を利用し、5月下旬には200米ドル以下のデスクトップ型PC【Eee BOX】の発売を開始する。【Eee BOX】の登場は、成熟したデスクトップ型PC市場に、新たなコンセプトと衝撃を与えると予想される。

ASUSTeK は2008年第1四半期に、マザーボードの出荷量が600万枚を超え、ノートPCが約120万~130万台、【Eee PC】は約70万台に達した。第2四半期はノートPC出荷量が10%増の約133万台に、【Eee PC】が8割増の130万台に達すると見込まれる。一方、マザーボードの出荷量は第2四半期の閑散期の影響を受け、第1四半期から5%前後の小幅減少となり、およそ540万~600万枚になる見込みだが、売上高は第1四半期より1割程度の成長となる予想だ。

ソース: TRI EMSOne編集
日時: 2008/04/21

シャープは今年の夏、中国の携帯電話市場に参入する予定だ。広島県東広島市の研究開発拠点は、すでにディスプレイ表示などの中国規格製品の開発を完了した。現在全ての準備が整い、8月に開催される北京オリンピックの販売競争を前に、中国当局の認可を待っている状態である。

シャープは1994年に携帯電話の研究開発と生産に乗りだしたが、日本の携帯業界では最後発のメーカーである。2000年にJ Phone(現在のSoftBank)向けにカメラを搭載する業界初の携帯電話「J-SH04」を発売した。IDC Japanの調査によると、2007年の日本国内販売台数は約1,300万台で、同社のシェアは25.1%で第1位となり、第2位のパナソニックを10%以上も引き離した。また日本市場が次第に飽和状態に向かっていることもあり、海外市場の開拓が当面の急務となっている。 2009年に2億台市場と見られる中国はそのターゲットだ。

日系携帯電話メーカーは相次ぎ中国市場から撤退しており、2006年にはNEC、Panasonicが撤退、最後に残っていた京セラも2008年3月に撤退を表明し、日系ブランドの全社が退いた。しかしシャープは中国市場進出に自信を深めており、同社の片山乾雄社長は、「液晶テレビAQUOSが中国市場で満足な販売実績を達成し、AQUOSブランドの知名度も高まっている中、携帯電話製品との相乗効果が発揮される」と指摘した。2007年にシャープは中国の液晶テレビ市場で6.2%のシェアを獲得し、海外ブランドではサムスン、ソニーに続く第3位の実績を残した。同社は液晶テレビでの知名度を生かし、新たに携帯電話事業を発展させていく。
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