Site Meter アジアのEMS/ODM情報 インベンテック,エイサーからブルーレイ内蔵ノートPC生産受注 忍者ブログ
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日付: 2008-4-15 15:04

先日エイサーは超低価格PC市場への参入を表明したが、新たにブルーレイディスク搭載の高級ノートPCを発売する。同製品の生産は、業界で予想されていたノートPC生産世界最大手のクワンタ(Quanta)ではなく、インベンテックが勝ち取った。

インベンテックは今年、エイサー向けに180-200万台のブルーレイディスク搭載ノートPCを生産する。

「PCB情報網」によると、台湾系ノートPC関係者の話として、エイサーは16インチ及び18.4インチディスプレーのブルーレイディスク搭載ノートPCを発売するという。この内、16インチモデルはフルHDディスプレーを搭載し、同パネルは韓国サムスン電子が第2四半期中独占的にエイサーに供給するという。

インベンテックは高級ノートPCの生産が豊富で、2007年にはエイサーのAspireシリーズの一部生産を手がけた。2008年末以前に出荷されるブルーレイディスク搭載ノートPCも、今回インベンテックに生産が委託されることになった。

なお、2008年の台湾系大手ノートPC受託生産企業の生産目標は各社共に上方修正が相次いでいる。現在わかっている今年度の生産目標は;

クワンタ(QUANTA): 4,000万台 (一部未確認情報では更に4,500万、5,000万まで上方修
正されたとの話もあり)
コンパル(COMPAL): 3,200万台
ウィストロン(WISTRON): 1,800万台以上
インベンテック: 1,000~1,300万台(今回のブルーレイ版ノートPC含む)

なお、インベンテックの2007年度生産台数は800-900万台と見られており、今回のエイサーの生産分を加えた年間予想出荷量は1,000万~1,300万台と見られる。同社はまた積極的に生産能力の拡大を行っており、2008年のノートPC生産能力は2,000万台、2009年は3,000万台に達すると予想されている。

インベンテックは独自のビジネス戦略を持ち、それを具現化させている。2004年には日本の工人舎に投資を行い、同社ブランドで発売されているUMPC(Ultra Mobile PC)は市場から好評を博している。
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