Site Meter アジアのEMS/ODM情報 第1四半期の液晶テレビパネルの平均単価が414米ドルに 忍者ブログ
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ソース: TRI EMSOne編集
日時: 2008/04/23

Displaybankの発表したレポートによると、世界の大型TFT液晶パネルの市場ニーズが、今年の第1四半期の初め頃より比較的弱まり、第1四半期の出荷量が1億1,019万枚となり、前四半期より1.3%減少した事が明らかになった。また面積ベースでの出荷量は1,554万平方メートルで、前四半期より4.4%減少した。市場ニーズは季節的要因による影響を受けたが、モニターとノートPC用パネルの出荷量は前四半期比で、それぞれ1.8%と1.2%の増加となった。需要の低迷に対応するため、各メーカーは製品ポートフォリオを調整した。

第1四半期に、モニターとノートPC用パネルの価格下落幅は予測よりも大きかったが、液晶テレビパネルの価格は前四半期と同じレベルを維持した。当四半期の液晶パネルの生産額は208億米ドルに達し、前四半期から8.4%減少、昨年同期比では59.4%増となった。第1四半期の出荷状況だが、韓国サプライヤーの出荷比例は40.8%を占め、前四半期から0.2%増となった。台湾系サプライヤーは0.7%減少して46.5%となった。

第1四半期のモニターパネルの平均売価は135米ドルで、1インチあたり7.4米ドル。ノートPC用パネルの平均売価が106米ドルで、1インチあたり7米ドル。また、テレビパネルの平均売価は414米ドルで、1インチあたりでは11.9米ドルであった。主要メーカーの中では、サムスン電子の出荷量が連続2四半期に渡って首位を維持し、20.5%の市場シェアを占めた。それに続くのがLG ディスプレーの20.1%とAU Optronicsの19.9%である。売上高で計算しても、サムスン電子がトップで、23.2%のシェアを占め、後に続くのがLG ディスプレーの19.7%とAUOの19.5%であった。

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