Site Meter アジアのEMS/ODM情報 AT&T、3G版iPhoneに対して200ドルの大幅値下げ 忍者ブログ
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ソース: TRI  EMSOne編集
日時: 2008/05/05

『Cellular News』の報道によると、『Fortune』誌に対し匿名の情報提供者が語った内容として、「AT&Tは本年度夏季に発売予定の3G版iPhone携帯を大幅に値下げし、値引き額は200米ドルに達する見込みである」と明かしたとのことである。AT&Tの値引き対象は2年間の継続契約が条件であるが、この販促キャンペーンによって199米ドルで新型iPhoneが購入できるようになる。

アップルが発売する新型iPhoneは8GBと16GBの2つのバージョンに分かれ、売価がそれぞれ399ドルと499ドルとなる予定だ。アップルとAT&Tはこの情報に関してのコメントを避けている。仮にiPhoneの売価が200米ドル以下になれば、さらに多くのユーザーが当機種を選択し、AT&Tは競合のVerizonやSprintよりも高いシェアを占めることができるだろう。しかし関係者は、199米ドルの新型iPhoneはAT&Tのショップのみの販売となり、アップルの小売店では購入が不可能であるとしている。AT&Tが販売した新型iPhoneはSIMロックがかけられる見通しで、ユーザーは他のキャリアでの使用は出来ない見込みだ。

最近の報道によると、EMS世界最大手のFOXCONNが既に3G版iPhone携帯の受託生産オーダーを獲得し、発売一ヶ月目の出荷量が300~400万台になる見込みと示している。市場はアップルが6月の展示会で新型iPhoneを発表すると予想している。米国市場は常に携帯電話製品に対して100~200米ドルの補助を提供しているため、ユーザーは一般的にキャリアから携帯を購入する。多くのキャリアも、ユーザーの携帯購入コストを下げることによって、同社のサービスを2年間続けて利用してもらおうとしている。米国の携帯ユーザーが一ヶ月に使用する料金は約50米ドルであり、キャリアは数ヶ月間でコストを取り戻すことが可能である。実際には、iPhoneユーザーの平均的な毎月の費用は、主に音声やデータサービスの利用が高いことから、100米ドル前後に達する。これもまたAT&Tが短期間で補助金の支出費用を取り戻すことができる理由である。

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