Site Meter アジアのEMS/ODM情報 Lite-On IT、ソニーのデジタルフォトフレーム受託生産獲得 忍者ブログ
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日付: 2008-4-24   

世界第2位のHDDサプライヤーLite-On IT(建興電子)の多角化経営戦略が成果を挙げた。HPからデジタルフォトフレーム(Digital Photo Frame)の生産委託を受けた後、ソニーのサプライチェーン入りに成功、2008年第2四半期から量産と出荷が始まる予定だ。また同社は従来の生産方式(受注オーダー獲得後に外部委託)に代わって、自社生産を行う計画だ。

ソニーは近日、「S-Frame」シリーズのデジタルフォトフレームを合計3種類発売する。関連する部品サプライヤーによると、その内の2種類(7インチ機種)の受託生産をLite-On ITが獲得し、また2008年第2四半期から量産と出荷を開始すると表明した。ソニーのデジタルフォトフレームの受託生産獲得にあたっての主なライバル企業はFOXCONN(鴻海精密)、Lead Data(新利虹)、QISDA(佳世達)であったが、最終的にLite-On ITがオーダーを獲得した。

既にLite-On ITは2007年にHPからデジタルフォトフレームの受注オーダーを獲得し、その生産をAction(憶声)に委託していた。しかしソニーから新たな受注を獲得しスケールエコノミーとコストダウンを実現させるため、同社はデジタルフォトフレームを自社で生産する決定をした。

現在、Lite-On ITの主力製品は光記憶装置だが、積極的に多方面の製品に進出する。今回デジタルフォトフレームを生産するコンシューマー電子製品部門は、以前は主にDVDレコーダーを生産していたが、2007年よりDVDレコーダーのOEM生産業務から退き、デジタルフォトフレームが主力製品となった。

デジタルフォトフレーム市場のビジネスチャンスに狙いを定め、ASUSTeK、ソニーなどの大手ブランドメーカーも2008年に相次いで市場に参入してきた。また、HP、フィリップス、東芝なども加わり、2008年の市場規模は約2,000万台に達する見込みだ。同様に受託生産企業であるLead Data(新利虹)、Lite-On IT、QISDA(佳世達)、AboCom(友旺)、FOXCONN(鴻海精密)なども、この市場を巡って激しい競争を繰り広げている。

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