Site Meter アジアのEMS/ODM情報 高雄工業団地を拡充、CMO(奇美電)が工場建設を拡大 忍者ブログ
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高雄科学園区での工場用地需要が急速に高まっている。南科管理局は需要増に対応するため、第2期の用地として高雄工業園区を新たに350ヘクタール拡大する予定だ。今回の拡張によって、CMO(奇美電)がその恩恵を受けると見られ、その一部を将来の10世代もしくは11世代工場用地とすると見られている。

CMOは南科や樹谷工業園区で相次いで工場を拡張していたが、現在南科区で借用している土地をほぼ開発し尽くしてしまった。また樹谷工業園区はCMOグループの関係メーカーを主とし、CMOは樹谷に6世代工場の建設後、今年再び高雄工業園区の8.5世代工場の建設を進めている。

同社の高雄工業園区における60ヘクタールの用地から計算すると、8.5世代工場が落成した後に、続けて拡大する用地の余裕は無いと見られる。しかし高雄工業園区が新たに350ヘクタールの用地拡張を行えば、将来的な工場建設で悩むことがなくなる。

南科管理局は「今年、多くのメーカー(長興化工、CMOの8.5世代工場、凸版が獲得した展茂のカラーフィルター工場など)が相次いで高雄工業団地に進出してきたため、高雄工業団地の今年の売上高は大幅に増加することは必至で、一気に1,000億NTDを突破することが期待できる」と指摘した。売上高が1,000億NTDを突破すると、就業人口、投資規模、周辺施設が安定した基礎を有し、現地の更なる発展を促すことになる。メーカーの工業用地需要に対応し、管理局は高雄工業園区の更なる発展に向け、既に350ヘクタールの第2期拡張計画を提案した。

現在、高雄工業園区は571ヘクタールの規模を有しており、更に350ヘクタールの拡張を行うと南科の規模に迫ることになる。台湾企業の規模拡張は依然として続いており、各工業園区は大幅な土地不足に直面している。
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